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こんにちは!

ココロとカラダをまるごと癒すホリスティック鍼灸師、

まちむら尚美です。

 

💡トラウマは遺伝する?!💡

 

身体的トラウマだけでなく、精神的トラウマも遺伝すると言われて、「やっぱり」と思う人と、「まさか!」と思う人に分かれるかもしれません。

 

「やはり」と思う方はおそらく、幼少の頃からの体験と記憶が自分だけのものではなく、兄弟はもちろん、両親や祖父母、はたまた親戚の体験と類似していることにお気づきなのだと思います。

 

「まさか!」と思う方は、(あの体験は〇〇が起こったから)、と過去の出来事が原因だと信じている場合かと思います。

 

ところがトラウマの原因は色々あって、

1)実際に自分が受けた体験

2)自分は体験せずとも、現場を目撃したり、人づてに聞いた場合

3)そして、DNAの遺伝

があります。

 

3)のDNAの遺伝は最近科学的にも証明され、遺伝子配列のないDNA経由で受け継がれるそうです。(参考:It did not start with you. By Mark Wolynn)。3世代間ではかなりの確率で受け継がれるとのこと。親、子供、孫と直接的なつながりのみならず、叔父、叔母、いとこなどでも可能性があるそうです。

なので、ユダヤ人で虐待を受けた家族の子孫や、戦争体験をした方の子孫などは、実際にそんな経験をしていないにもかかわらず、突然、類似体験のような感覚に陥ることがある。なので、どんなトラウマも、子孫に受け継がないためには、自分の代で終わらせる、そのことが大事なのですね。

 

更に衝撃的なのは、知らず受け継がれたものにしろ、実際体験したものにしろ、なかなか消えない精神的トラウマは、鍼灸で改善できるということです。精神的トラウマは、深い記憶と関わっていますよね。記憶、つまり脳や脊髄内で起こるミクロな反応を、東洋医学では、脳と脊髄を司る経絡とツボに置き換えることで、消せたくても消せない記憶や思い込みを手放すお手伝いができます。さらに、精神的トラウマには、記憶以外にも必ず感情がつきまといます。恐れ、悲しみ、恨み、怒りなどのネガティブな感情に関係するそれぞれのツボに針をさすことで、ネガティブな感情を司る経絡のつまりを取り除くと、深い安らぎと癒やしを得ることができます。

 

もちろん、鍼灸以外に、エネルギーワークや催眠療法、セラピーなど、あらゆる方法があります。精神的トラウマは必ずしも大きなものとは限りません。その時の自分が解決できない精神的ストレスは全て、トラウマとなります。なので、決して無視することなく、優しく向き合いながら、開放してほしいです。

(ここからは、私の個人的体験談です。興味のある方だけ、お読みください。途中、痛い描写あるので、注意!)
実は先日、うちの息子が転んで怪我をしました。顔から落ちて、コンクリートにぶつけて、歯がもげました!!一部始終を見ていた娘が私に知らせようと、家に飛び込んできました。娘の顔を見た瞬間に、ただ事でないのが分かりました。

 

外に出ると、息子は口から流れ出る血を手で抑え、ただ泣き続けていました。私は気が動転しながらも、とにかく歯医者に連絡し、助けを求めました。担当医に、抜けた歯をもとに戻すよういわれました。一瞬耳を疑いましたが、早く戻すほどに、自然治癒する確率が高いとのこと。気丈な娘がもげた歯を拾ってきてくれたので、意を決して、血だらけの歯茎に差し戻し、そのまま歯医者に連れていきました。幸い、歯茎を縫う必要もなく、抜けた歯を他の歯とワイヤーでつなげながら、歯茎が治癒するのを待つ事になったのです。処置が済んで家に帰った息子は意外とケロッとして、口が痛くて、食べられないことに苛立ちながらも、ケガをしたことやその痛みはおぼえていないようでした。

 

一方、精神的なトラウマを負ったのは、私と娘の方でした。特に娘はその一部始終を見ていたので、当日はかなり興奮し、怯えていました。皆が息子の方ばかり心配する一方、私は娘に注意が向けられていなかったことにハッとしました。

 

娘にトラウマを残してはいけないと思い、まずは興奮を押さえるためのパッチを貼り、安心して眠れるように、同じ部屋で寝ました。そして次の日は娘のお陰で息子の回復が早まったこと、そして心から彼女の気丈さをたたえ、心から感謝を伝えました。そのことで彼女はどこか納得したようでした。彼女のトラウマが消えた保証はないですが、自分の存在価値を取り戻すことで、安心感を得たようです。

 

そして私もその後数日は、息子が泣き続ける様子と、もげた歯のことが頭から離れませんでしたので、パッチとフラワーエッセンスで高ぶる気を落ち着かせました。今でもその時のことを思い出すたびにぞっとします。幸い、日々回復する息子を見ては、軽症で済んだこと、順調に回復してくれることに、ただ感謝せずにはいられません。

 

この騒動で一番驚いたのは、息子の一言でした。口が血だらけで何も話せなかった息子が、トイレで口を洗ったあとようやく口にした言葉、「ママ、ごめんね」。それを聞いた瞬間、私の中でフラッシュバックが起こったのです。実は私も子供の頃から、ケガをしたり病気をしては、よく両親を心配させました。一番大きな怪我は、20歳のときハンググライダーで山から落ちたとき。半分気を失って、富士山の麓の病院に運ばれたとき、千葉の実家から駆けつけた母に言った言葉が、『お母さんごめんね』でした。

 

子供というのはいつも、自分がどんな状態であれ、親の気持ちを気にかけているということ。親が子供を思うのは当然ですが、子供が親を思う気持ちの純真さを、親となった自分がすっかり忘れていたのです。私がどれほど心配するか、むしろ怒られるのではないかと、ケガをした痛み以上に私の反応を息子が懸念していたとは。そのせいか、ケガをしても、痛いといいうことは殆ど言わず、むしろ大丈夫だという様子を見せていたのでしょう。これからもきっと息子は大なり小なりのケガをするでしょうが、心配を言葉にするのではなく、むしろ息子の無事を信じようと思いました。

 

 

最後に2つお知らせです。

🌿 よもぎ蒸しキャンペーン$20オフ、4️/30まで🌿

 

先月のよもぎ蒸しキャンペーンが好評でしたので、4月いっぱい延長することにしました。
通常価格より25ドルオフの95ドルで提供しております。

 

新しいオフィスの営業日は、火、木、土曜日の9時~3時です。
よもぎ蒸しは、一日2枠のみですので、早めにご予約ください。
マントの中で、よもぎの入った漢方スチームにじっくり蒸されることで、カラダの芯から温まります。新陳代謝が促進されるので、肝臓のディトックスにも。結果、ホルモンバランスが整い、ココロもカラダもスッキリします。

お申し込みはinfo@naomimachimura.comまで。まだよもぎ蒸し未体験の方は、この期間中にぜひ、よもぎ蒸しの心地よさを体験いただけると幸いです。

 

😀『カラダと対話する』オンライン無料ワークショップ😀
〜4/21(日)午前10時~

 

4月のワークショップは、『カラダとの対話』がテーマです。
普段からカラダに不調のある方、あるいは突然に発症したカラダのお悩みのある方、ワークショップを通して、”カラダとの対話”の仕方を学びませんか?

カラダからのメッセージを受け取る方法が分かると、カラダをむやみに酷使することを止めることで痛みから開放されたり、自分の体に合わない食生活を変えたことで自然に体重が落ちた、などの経験談があります。また、未だ癒えないトラウマが送るメッセージに気づくこともできます。

 

ぜひ、お気軽にお申し込みください。カラダに不調のない方も、参加いただけると嬉しいです。

申し込み締め切りは4月19日です。
一人でも多くの方とZoomでお会いできるのを楽しみにしています。

ココロとカラダをまるごと癒す、
ホリスティック鍼灸師、まちむら尚美でした。

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